マッチングアプリってサクラが多そうで不安…そう思っている人は多いのではないでしょうか。今回はサクラ、業者、マルチなどマッチングアプリに潜む営利目的会員について徹底解説していきます!
マッチングアプリにサクラはいるのか?
結論から言いますと月額制のマッチングアプリにサクラはいません。
ポイント課金制の出会い系にはサクラが存在する可能性がありますが、月額固定料金のマッチングアプリには存在しません。
そもそもサクラとは?
出会い系でいう「サクラ」とは、運営元に雇われて会員に成りすましている人のことを言います。
運営元がユーザーに課金してもらうために用意する偽会員のことをサクラと呼んでいます。
サクラがいるのは「出会い系」
出会い系とマッチングアプリの違い
出会い系とマッチングアプリ、二つを分ける基準は料金体系にあります。
出会い系=ポイント料金制
ポイント料金制とは課金してポイントを買い、メールやプロフィール画像閲覧などのアクションごとにポイントを使う料金体系のことです。
マッチングアプリ=月額制
月額制とは有料会員として月額を払う料金体系のことでアクションごとに料金はかかりません。
サクラが成り立つのはポイント制の出会い系
いわゆる出会い系サイトや出会い系アプリのサクラのシステムは上の図のようになっています。
課金制の出会い系サイトやアプリの運営側は私たちユーザーに課金をさせるためにサクラを雇い、メッセージのやり取りをさせます。
マッチングアプリでは成り立たない
一方、月額制の場合は固定料金なのでいくらメッセージのやり取りをしたところで料金は発生せず、運営側にメリットがありません。むしろサクラを雇うことによってアプリのイメージを悪くするリスクがあります。
出会い系とマッチングアプリの違いについて詳しく知りたい人はこちらの記事へ↓
マッチングアプリと出会い系、何が違う?マッチングアプリとは?
サクラよりも危険?営利目的会員
マッチングアプリには雇われのサクラはいませんが、営利目的でマッチングアプリを利用し私たちに接近してくる人たちがいます。彼らは出会い目的で利用しているように見せかけて危険なサイトに誘導したり、個人情報を狙ったり、あやしい商売に勧誘したりしてきます。
巧妙に罠を仕掛けてくるので何も知らずにいるとあなたもトラブルに巻き込まれてしまうかも…。危険な営利目的会員の特徴をつかんで彼らの餌食にならないようにしましょう!
危険な営利目的会員:業者
業者とは詐欺行為を目的としてマッチングアプリや出会い系を利用する人たちのことです。サクラと混同されがちですが業者はそのサイトやアプリの運営に雇われているわけではありません。どんな優良なマッチングアプリにも一定数存在します。
特徴は主に3つあります。
- 1 目を引くプロフィール
- 2 他サイトのリンクを送ってくる
- 3 すぐに連絡先を要求
業者の特徴①目を引くプロフィール
業者は美男美女やセクシーな写真をプロフィール画像に設定し私たちの関心を引こうとしてきます。あまりに容姿の整ったプロフィールの人とマッチした時は業者ではないかと少し冷静になる必要があります。
業者の特徴②他サイトのリンクを送ってくる
【イメージ】
URLなどで悪質な出会い系サイトやチャットサイトに誘導し、そのサイトでお金を落とさせる業者を他サイト誘導業者と言います。しっかりやり取りを重ねてから誘導してくることもあり非常に厄介です。
チャットで他のサイトのリンクを送ってくるのは業者である可能性が高いです。「もうすぐ退会するから」、「LINEの調子が悪くて」などとして「ここで連絡しよう」とリンクを送ってきます。
「もっと自分を知ってほしいからブログを見てほしい」などと言ってリンクを送ってくるパターンもあり、指示に従っていくと有料会員サイトに登録させられてしまいます。
マッチングアプリで知り合った相手が送ってきたサイトには登録しないということを徹底させましょう!
業者の特徴③すぐに連絡先を要求
【イメージ】
LINEやメアド、電話番号などの個人情報を回収し売って利益を得る業者を個人情報回収業者と言います。自分から送るのではなくこちらから連絡先を送るように仕向けてきます。
業者はあなたの個人情報を欲しがり、会話をまだそれほどしてない段階から連絡先交換を求めてきます。1,2日ほどしか会話してない段階から連絡先交換を求めてくる相手には十分に注意しましょう。連絡先交換に応じる場合は相手にまず連絡先を送ってもらいましょう。
連絡先交換に応じるときは自分の連絡先を送ることのないように!
業者はハイスペックで魅力的なプロフィールであなたの関心を引き、チャットを通してあなたのお金や個人情報を引き抜こうとしてきます。特徴をしっかり押さえて騙されないようにしましょう!
業者への対策
- 目を引くプロフィールに注意する
- チャットで送られてきたリンクは決して開かない
- 要求されても自分の連絡先は送らない
- 「業者お断り」と書く目を引くプロフィールに注意する
危険な営利目的会員:マルチ商法
引用元: スキルアップブログ
マッチングアプリではマルチ商法というネットビジネスをしている人とマッチする危険性があります。マルチ商法とは「ネットワークビジネス」や「MLM」などとも呼ばれる連鎖販売商法のことで、これらは実質的に同じものです。
マルチ商法では商品を買うことで会員になることができ、会員は新しい会員を見つけたとき紹介料というものを得ることができます。紹介料欲しさに商品を勧めるのです。
マルチの商品を買わせるためにマッチングアプリを利用して私たちに近づいてきます。そのような人と会ってもお金と時間の無駄ですのでLINE交換する前に判別し、接近を防ぎましょう。
マルチ商法の主な特徴は3つです。
- 1 稼いでいる・稼げるアピール
- 2 自営業・経営者・副業
- 3 すぐに会いたがる
マルチの特徴①稼いでいる・稼げるアピール
プロフィールで稼いでいるアピールをし、時間・お金に余裕があることを主張している人は要注意!ビジネスに関心を引かせ、マルチを紹介しようとしてきます。
またマルチを勧める人は恋愛目的で活用しているわけではないのでプロフィールで恋活か婚活かどういう出会いを求めているのかがわからないのも特徴的です。
マルチの特徴②自営業・経営者・副業
マルチで稼いでいる人は職業を自営業や経営者にしていたり、副業を自己紹介に書いていることが多いです。また20代で年収1000万越えなど普通ではないプロフィールになっていたらかなり要注意です!
マルチの特徴③すぐに会いたがる
マルチを紹介する人がマッチングアプリを使用する目的まず実際に会うを機会作ること。なのですぐに話をしたいと誘ってきます。
会う場所は基本カフェ。カフェだと説明するための資料やペン、紙、iPadなどを出しやすいからです。お互いをしっかり知る前に相手が会いたがっている場合は相手が何の目的で会おうとしているのかしっかり見極めましょう。
マルチ商法への対策
- 稼いでるアピールのプロフィールに注意する
- 自営業・経営者・副業のキーワードに注意
- カフェなどですぐに会いたがる人に注意
- 「マルチお断り」と書いておく
まとめ
マッチングアプリにおいて気を付けなければならない相手はわかったでしょうか。営利目的会員をしっかり見極め、安全で素敵な出会いを実現しましょう!
この記事のまとめ
雇われのサクラはマッチングアプリには基本いない
個人情報をすぐ送ってはいけない
送られてきたURLは開かない
すぐに会いたがる人に注意する