マッチングアプリを利用してお相手を見つけることが出来たというエピソードもよく耳にしますが、その一方で、「マッチングアプリを利用しているけど全然出会えない!」という声も耳にすることがあります。
お相手を見つけられる方と見つけられない方にはどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、あなたがマッチングアプリで出会えない原因を特定し、それを改善できるよう、丁寧に解説いたします!
目次
出会えない原因の特定
「出会うことができない」原因を考える上で、まずこの記事内における「出会う」という言葉の定義を行ってみます。
この記事においては「出会う」という言葉は「マッチングアプリを利用して(最低限自分の条件を満たす)お相手とデートに行く」という意味で使用するものとします。
つまり、この記事において「出会うことができない」というのはすなわち「マッチングアプリを利用しているにも関わらず(最低限の自分の条件を満たす)誰ともデートに行くことができない」という意味になります。
定義が済んだところで、マッチングアプリをインストールしてから、実際にデートに誘うまでのステップを見てみましょう。
アプリによっては若干の違いはあるものの、基本的には以下のようなステップを踏みます。
- 1 アプリのインストール
- 2 プロフィールの登録
- 3 ユーザー検索
- 4 いいね
- 5 マッチ
- 6 メッセージ
- 7 デートに誘う
あなたが「出会うことができない」原因が、すでにはっきりしていたり、どこかのステップから先に進めていないという自覚があるのなら、以下から当該ステップを選択し、その原因のトラブルシューティングの部分をご覧ください。
「写真」
「プロフィール」
「ユーザー検索」
「マッチ」
「メッセージ」
ご自分が出会えない原因が何なのかまだわからないという方は、このままお付き合いください。
では、出会うまでのステップに沿って順番に見ていきましょう。
最適なアプリ選び
さてまずは、どのアプリをインストールすれば良いのか考えましょう。
よく、マッチングアプリなんてどれも一緒だと考えている方がおられます。
しかし、これは大きな誤りです。
一言でマッチングアプリといっても、実は日本国内発祥のものだけで100個以上のマッチングアプリが存在し、しかも
目的や利用者の年齢層などによって、様々なタイプがあります。
したがって、その中から自分に合ったマッチングアプリを選んで利用する必要があります。
アプリ選びで失敗していると、なかなか出会うことはできませんし、もっと言うと出会えたとしてもその後うまくいかない可能性が高いといえます。
では、どのような基準でアプリを選べばよいのでしょうか。
それは、次の3点であるといえます。
- 1 目的
- 2 年齢層
- 3 機能
マッチングアプリを利用する目的
まず最も重要なのが自分の目的にあったマッチングアプリを利用することです。
マッチングアプリは「婚活」「恋活」「デート」の3つの目的に分類することができます。
それぞれの目的のアプリの解説は以下の記事をご覧ください。
ユーザーの年齢層
ユーザーの年齢層というのも、マッチングアプリを選ぶ上での重要なポイントになります。
マッチングアプリは、それぞれのアプリによって利用者の年齢層が異なります。
20代に関してはユーザーの年齢層を気にする必要は他の年齢層に比べて低く、目的や機能を重視して選ぶと良いでしょう。
年齢層別のおすすめアプリは以下の記事をご覧ください。
それぞれのマッチングアプリの機能
マッチングアプリは、アプリによって機能が若干異なり、自分がどういった方法でマッチしたいかや、相手に求める要素などを理解し、それにあったアプリを見極める必要があります。
例えば、メンタリストDaiGoがプロデュースするマッチングアプリwithであれば、精密な性格診断に基づいた潜在的な相性によって相手をソートすることができます。
with(ウィズ)の料金を徹底解説!無料と有料の違いもご紹介!
タップルであれば「趣味でつながるマッチングアプリ」をテーマにしており、趣味のコミュニティの中からお相手を選ぶことが出来ます。
また、変わり所でいうと、東カレデートは、事前に厳しい審査を通過したハイスペックなユーザーしか利用できないアッパー層限定のマッチングアプリです。
デートアプリならこの3つ|カジュアルな出会いを求めている方必見!
このようにマッチングアプリによって、ユーザー同士をマッチさせあうための要素やお相手選びで重視するポイントが異なります。
ですので、そうした部分も考えて、自分に合ったマッチングアプリをインストールする必要があります。
最高の写真
自分に合ったアプリをインストールできたら、次はアップロードする写真を選びます。
マッチングアプリにおいて、どれくらいマッチできるかは、あなたの写真とプロフィールによってほとんど決まるといっても過言ではありません。
いくらオンラインの出会いとはいえ、相手は人間ですし、良い印象を与えないと、マッチしにくくなることは明らかです。
超ド級の美男美女であれば、顔写真を適当に一枚載せておけばマッチするかもしれませんが、そうでないならば、最低限の工夫はする必要があります。
写真に関しては、以下の記事をご覧ください。
マッチングアプリに顔を載せたくない人必見!写真なしで出会う方法
最強のプロフィール
最高の写真をアップロードできたら、次は最強のプロフィール作りです。
先述の通り、マッチングアプリにおいて、どれくらいマッチできるかは、あなたの写真とプロフィールによってほとんど決まります。
相手があなたについて判断するときの材料は、写真とプロフィールしかありません。
自己紹介項目はできる限りすべての項目をうめ、自由記述欄に関しても長くなりすぎない程度で、しっかりと書き込みましょう。
そして、相手の立場に立って自分のプロフィールを見直したときに、違和感のある部分がないかや、相手がいいねを送りたくなるプロフィールになっているかを確認しましょう。
繰り返しになりますが、相手があなたについて判断するときの材料は、写真とプロフィールしかありません。
プロフィールは写真同様に超重要なのです。
プロフィールの書き方に関しては以下の記事をご覧ください。
マッチングアプリのプロフィール!人気が出る自己紹介文の書き方は?
検索機能を使いこなす
出会いの手段として、マッチングアプリを他の手段と一線を画す最も大きな要因となっているのはこの検索機能であるといえるでしょう。
たくさんのユーザーの中から自分の好みのお相手探すためには必要不可欠な機能であるといえます。
検索のステップで自分と相性の良いユーザーを絞り込めていればいるほど、マッチの確率、そのあとのメッセージの盛り上がり方やデートの承諾率が良くなることは想像に難くないでしょう。
また、いいね送信数に対するマッチする確率に絞っていえば、ログイン状況や登録したタイミングの絞り込み機能を活用することで、大幅に高めることもできます。
いずれにせよ、出会える確率を上げるためには、どのように検索条件を指定すると、どのようなユーザーが表示できるかをしっかりと知る必要があります。
これだけは知っておきたい検索条件
まずはすでに活用しておられる方も多いと考えられる基礎的な検索条件です。
年齢
年齢に関しては基本的には、自分の希望するお相手の年代を指定して検索していただければ良いです。
特に希望がないのであれば、ご自身の年齢±5歳くらいを指定して検索しましょう。
年齢での検索に関してひとつだけ注意する点があるとすれば、年齢という検索条件は、最も簡単な条件ですので、この時点で範囲を絞り込みすぎないほうがよいという点です。
地域/距離
マッチングアプリには、住んでいる地域でユーザーを絞り込むことができる機能、または、自分の現在地からの距離でユーザーを絞り込むことができる機能があります。
お相手を探す上で何か譲れないポイントがあるのであればそちらを優先すべきですが、基本的には自分と同じ地方のユーザーにアプローチしていきましょう。
タバコ/酒
多くの方にとって、タバコを吸うかどうかや、お酒をどの程度飲むかは、今後関係を深めていく上で重要な要素の一つであると考えられます。
マッチングアプリには、喫煙者かどうかや、どれくらいの頻度でお酒を飲むかをプロフィールに入力することができ、それらの項目の答えを条件としてユーザーを検索することができます。
検索の段階でそれらの嗜好が一致しているユーザーに絞ることができるのも、マッチングアプリを利用するメリットの一つですね。
職業/学歴/年収
特に婚活アプリで多用される検索条件が職業、学歴、年収といったその人のスペックを表すような項目です。
ハイスペックなお相手に絞って検索することもできますし、同じ職業の人じゃないと生活リズム的に合わないという方や、逆に同じ職業のお相手は嫌だという方にとっては職業で検索できるのはうれしい機能ですね。
知っていると得する検索条件
続いては、必須ではないものの、知っていると出会える確率がぐっと上がる検索条件応用編です。
発想としては、特定の属性や性質をもったお相手を探すというよりは、いいねや返信が返ってきやすいお相手を探し、アプローチするというのが目的です。
ログイン順
この機能は、厳密にいうと検索条件ではなく、並べ替え条件ですが、極めて有用な機能です。
この並べ替え条件を使うと、検索条件に当てはまるユーザーを、最終ログインが遅い順に並べ替えることができます。
では、ログイン順で並べ替えられることのなにが有用なのでしょうか。
最終ログインが遅いということは、現在オンライン中、または、つい先ほどまでログインしていたということです。
そうしたユーザーにアプローチすると返ってくる可能性が非常に高く、そうしたユーザーに集中してアプローチすることで、出会える確率を高めることができる、というわけです。
登録順
こちらも検索条件ではなく、並べ替え条件ですが、検索条件に当てはまるユーザーを、そのアプリに登録したのが遅い順に並べ替えることができます。
そして、新規ユーザーに関しても、アプローチすると返ってくる可能性が高く、出会いの可能性を高めることができる有用な並べ替え条件であるといえます。
自己紹介文・サブ写真あり
ユーザーの中には、自己紹介文を全く記入していないユーザーもいます。そうしたユーザーの中にも真剣に活動しているユーザーはいるかもしれませんが、真剣ではないユーザーがほとんどです。
自己紹介文とサブ写真を登録しているユーザーに絞って検索することで、真剣度の高くないユーザー検索結果から除外することができます。
証明書提出済
こちらに関しても、自己紹介文・サブ写真ありの検索同様、真剣度の高くないユーザーを除外するのに効果的ですが、証明書提出済のユーザーに関しては特に、メッセージのやり取りが確実に行えるユーザーである確率が極めて高いです。
というのも、恋活アプリでは、男性のみ、婚活アプリでは男女ともに、有料会員にならないと、メッセージのやり取りができません。
有料会員登録する際に証明書の提出を求められることが多く、証明書を提出済のユーザーは、有料会員である、つまり、メッセージのやり取りができる可能性が高いといえます。
マッチしまくるための最適戦略
まず、マッチングアプリにおいて、マッチするというのは、どういう状態でしょうか。
それは「お互いにいいねを送りあった状態」です。
つまり、マッチするには「自分がいいねを送ること」、そして「相手もいいねを送ること」という二つの条件を満たす必要があります。
したがって、任意の条件に当てはまるユーザーとできるだけ多くマッチしたい場合、
A 任意の条件に当てはまるできるだけ多くのユーザーにいいねを送る
かつ
B 任意の条件に当てはまるできるだけ多くのユーザーに、自分のプロフィールを見せ、さらにできるだけ高確率でいいねを送ってもらう
ことが必要になります。
したがって、以下のポイントを意識する必要があります。
- 1 いいねをタイミングよくできるだけ多くのユーザーに送る→いいね最適化
- 2 コミュニティに多く所属し、自己紹介/自由記述欄にキーワードを含める→検索対策
- 3 ログインこまめにする→上位表示
- 4 相手がいいねを送りたくなるプロフィール作り
④のプロフィール作りの部分に関してはここまで説明してきた通りです、ここでは割愛し、それを除いた3点に関して解説いたします。
① いいね最適化
まず、いいねについてです。
こちらからいいねを送る際、ただただ適当にいいねを送っていてはいけません。
「検索機能を使いこなす」の部分でも説明しましたが、いいねが返って来やすいユーザーというのが存在します。
オンライン中、もしくは最近ログインしたユーザー
または
最近アプリに登録したユーザー
これらのユーザーはいいねが返って来やすいです。
オンライン中のユーザーに関しては言わずもがな、最近ログインしたユーザーは、積極的にアプリを利用しているユーザーである可能性が高いので、いいねが返ってきやすいといえます。
最近アプリに登録したユーザーに関しては、まだそれほど他のユーザーからいいねを受け取っていない可能性が高く、ライバルが少ない状況、つまり、いいねが返ってくる確率が高いユーザーであるといえます。
もちろん自分の好みが最優先ではありますが、その上で、いいねが返ってきやすいユーザーに集中的にアプローチしていきましょう。
② 検索対策
①いいね最適化は、こちらからアプローチするときの戦略でしたが、これから説明する② 検索対策、③ 上位表示は、プロフィール作り同様、相手からのアプローチを促すための方策です。
相手がユーザーを検索するときに、どのような手順を踏むかをイメージしてみましょう。
まずは、単純に条件を指定して検索をすると考えられます。
基本的な検索条件に対しては、対策するもなにも、ありのままを記入すればよいですが、フリーワードで検索することのできるアプリに関しては、そのユーザーの趣味であったり、タイプであったりを検索する可能性が考えられます。
そうした場合に検索に引っかかるように自己紹介の自由記述欄には、できるだけ具体的なワードを入れておくと効果的です。
たとえば、ドラマを観るのが趣味の方であれば、最近はまっているドラマの名前を書いておいたりすると、そのワードで検索されたときに表示されます。
また、留学経験のある方は、留学というワードや、留学先の国名を書いておくのもよいでしょう。
次に、コミュニティ機能のあるアプリでは、コミュニティ内で検索されたり、マッチが行われることもあるので、興味のあるカテゴリのコミュニティにはできるだけ積極的に所属しておくおようにしましょう。
③ 上位表示
最後の戦略は、上位表示です。
どこで上位表示させるかというと、検索結果です。
ユーザーを検索したときに表示される順番は、多くの場合、ログインが遅い順で表示されます。
つまり、一番最初の方に表示されているの現在オンライン中のユーザーで、それ以降は、最後にログインしたのが遅い順に表示されます。
一部のアプリでは、ログイン順ではなく、おすすめ順や、登録順、現在地からの距離などで表示されるアプリもありますが、そうしたアプリでもユーザーが実際検索するときには、ログイン順で並べ替えて表示するように設定を変更することがほとんどであると考えられるので、実質ログイン順でできるだけ上位に表示されれば、相手に見つけてもらえる回数が増えるといえます。
プロフィールを見てもらえる回数が増えるというのは、すなはち、いいねをもらえる確率の上昇を意味します。
つまり、マッチする確率が高まるということです。
ですので、取れる戦略としては、こまめにログインをしておくことと、多くのユーザーがアクティブになる時間帯にログインしておくということです。
ちなみに、多くのユーザーがアクティブになる時間帯についてですが、多くの調査で、スマートフォンから、インターネットを利用する人が最も多いのは平日休日問わず21時~23時ごろという結果がでています。
年代別に見ても、利用率自体には違いはあるものの、ピークの時間帯に関しては違いはほとんどありません。
しかし、マッチングアプリに関しては、平日よりも、金曜日の夜を含めた週末にアクティブなユーザーが多くなります。
したがって、金土日曜日の21~23時ごろにログインしておきましょう。
フリック式のマッチングアプリに関して
相手の写真をLike(右)とNope(左)にフリックするだけでマッチできるTinderでは、男性はあまり女性の写真やプロフィールを確認せずにほとんど右フリックする傾向にあるようですが、Tinderでは、そのようなユーザーよりも、しっかりと相手のプロフィール見た上でフリックしているユーザーのほうが、画面に表示される回数が多くなるようになっているという噂があります。これは、誰でも右フリックするユーザーは自身の人気度が高くないと評価された結果、表示回数の減少につながるようです。今のところTinderだけの噂に留まっていますが、他のフリック式のアプリでも同じアルゴリズムが搭載されていてもおかしくありませんので、しっかりと相手のプロフィールを確認してからフリックするようにしましょう。
デートにつながるメッセージ
ここまでくれば、マッチはできていますし、あとはメッセージを続けて、デートに誘うだけという段階なので、あと一歩という状況です。
しかし、マッチはするようになったものの、何を話せばいいかわからない、メッセージが続かないといった方も案外おられます。
そんな方は以下の記事をご覧ください。
マッチングアプリ最初のメッセージのコツと例文|返信率が2倍に!?
マッチングアプリで鉄板の話題10選|メッセージで会話に困ったらこれ!
この記事のまとめ
アプリは年齢層/目的/機能で選ぶ
写真とプロフィールを完成させる
検索機能を使いこなす
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