マッチングアプリでの人気やいいねの数には、プロフィール欄の出来が大きく影響します。
実際に、いいねの数が多く人気なユーザーのプロフィール欄を分析してみると、彼らが共通して書いていることと、書くのを避けていることが浮かび上がってきました。
そこでこの記事では、人気の出る自己紹介文の書き方についてご紹介します。
目次
自己紹介文の内容
まずは、自己紹介文に記載する内容について、下記の項目ごとに解説していきます。
「①冒頭の言葉【挨拶・お礼】」
「②アプリに登録した目的【婚活/恋活/デート目的】」
「③仕事」
「④趣味」
「⑤結びの言葉」
「⑥書いてはいけないこと【NG選】」
①冒頭の言葉【挨拶・お礼】
あなたのプロフィールを見る相手は、あなたが会ったことのない相手ばかり。
まずは、初対面の人と会った時のように挨拶からスタートしましょう。
「初めまして、○○在住の△△歳です」というように、挨拶に加えて居住地と年齢をしっかりと記載しなくてはいけません。
居住地や年齢は、マッチング相手を選択する上でもっとも重要な情報のひとつです。
詳細なプロフィール項目で設定する事柄ではありますが、自己紹介文も冒頭でちゃんと言及しておきましょう。
そして忘れがちなのが、「プロフィールを見てくれてありがとうございます!」というように、お礼を述べること。
これによって、あなたの誠実さを印象付けることができます。
挨拶もお礼もなく、いきなり「僕の趣味は~」などと話し始める自己紹介文は、好印象とは言えませんよね。
冒頭で相手に良くない印象を与えてしまうと、せっかくの自己紹介文に最後まで目を通してもらえません。
しっかりと挨拶・お礼を記載して、相手のあなたへの好感度を高めていきましょう。
②アプリに登録した目的【婚活/恋活/デート目的】
あなたがマッチングアプリに登録した理由は、「婚活目的」「恋活目的」「デート目的」のいずれかに該当するのではないでしょうか。
この三つの目的によって、自己紹介文に記載するべき内容は異なってきますので、目的別にそれぞれご紹介していきます。
【婚活目的】
結婚相手を探したいという婚活目的の方は、本気度を相手に伝えるためにも、登録した目的はしっかりと書くべきです。
「真剣に結婚を考えられるお相手を探したくて、このアプリに登録しました」というように、結婚を見据えた将来の展望をしっかりと書くのがおすすめ。
そうすることで、同じく結婚願望のある相手にコンタクトをとることができ、ミスマッチを防げます。
【恋活目的】
交際相手を見つけたいという恋活目的の方におすすめなのは、理想の恋人像を書くこと。
例えば、あなたが「一緒にアウトドアを楽しめるような恋人を探したくて、このアプリに登録しました」と記載すれば、アウトドアが好きではない人はあなたに対してアクションを起こさないでしょう。
このように、理想の恋人像を書くことによって、相性の良くない人とのミスマッチを避け、メッセージのやり取りなどにとられる時間を節約することに繋がります。
【デート目的】
婚活目的や恋活目的の人と異なり、デート目的の方はアプリに登録した目的には触れないほうがいいでしょう。
デート目的の場合、とにかくたくさんいいねの数がほしい、多くの異性とマッチングしたいという人も多いはず。
しかし正直に「デート相手探しが目的です」と記載すると、軽そうだと敬遠される恐れがあり、出会える異性の数を制限することになってしまいます。
③仕事
自己紹介文を書く上で悩みがちなのが、仕事について記載するべきかどうか。
結論から言うと、仕事については言及するべきです。
「結婚相手や交際相手の仕事は知りたいだろうけど、デート目的でも仕事の記載は必要なの?」と思われるかもしれません。
しかし、デート目的の場合でも、相手はあなたの経済力を気にする場合が多いですし、職業を明かして相手に安心感を与えるという意味でも効果的です。
何も「○○高校に勤める…」「△△社で営業担当の…」とまで詳細に書く必要はありません。
「高校で教師をしています」「外資メーカーで営業の仕事をしています」というように、抽象的な内容で十分です。
④趣味
相手に親近感を抱いてもらうためにもっとも効果的なのが、趣味を書くこと。
相手が同じ趣味の持ち主なら、あなたとの間に共通点を見つけて親近感を抱き、そして、好みも合うし仲良くなれるのではないか、という期待感を抱きますよね。
そういった親近感・期待感がいいねやメッセージのやり取りに繋がっていきます。
しかし残念ながら、あなたの本当の趣味を羅列すると、逆効果になってしまう恐れも・・・。
なぜなら、異性の好感度を得やすい趣味と、得にくい趣味が存在するからです。
◇好印象な趣味
それではまず、相手が【好印象】を抱く趣味の具体例を、【男/女】別でみていきましょう。
下に列挙するような趣味をお持ちの方は、アドバンテージになりますから、その趣味にフォーカスして自己紹介文を作成するといいでしょう。
女性に【好印象】な【男性】の趣味
旅行
グルメ
スポーツ
旅行もグルメもスポーツも、話題にしやすく相手の女性と時間を共有できるような趣味です。
これらの趣味を書いておけば、印象が良くいいねに繋がるはず。さらに、いざデートを重ねる段階になったときに約束を取り付けやすくなり、良いこと尽くめです。
また、ゴルフなどお金のかかるスポーツは、余裕のある暮らしの象徴。男性にある程度の経済力を求める女性は、スポーツの種類にもチェックを入れているかも。
このように、恋人と一緒に楽しめる趣味や経済的余裕を表すような趣味が、女性には喜ばれます。
上記のような好印象の趣味を持っている方は、ぜひ趣味をアピールして、人気に繋げていきましょう。
男性に【好印象】な【女性】の趣味
料理
楽器演奏
アウトドア
料理ができる女性、というのは男性の好感度NO.1。家庭を持ちたいと考えている男性にとっては特に、たいへん魅力的でしょう。
楽器演奏も、優雅で教養のあるイメージを持ってもらえます。
また、バーベキューなどのアウトドアは、相手の男性と一緒に時間を過ごすことができるもの。
一般的に「女性らしい」と思われるような趣味、そして女性の場合と同様、恋人と一緒に楽しめる趣味が、男性には喜ばれます。
◇悪印象な趣味
つづいて、相手が【悪印象】を抱く趣味の具体例を、【男/女】別でみていきましょう。
人気やいいねの数を獲得することを優先するならば、以下の趣味を自己紹介に記載することはおすすめしません。
女性に【悪印象】な【男性】の趣味
ギャンブル
煙草
フィギュア収集・ゲーム・アニメなどオタク趣味
やはり、ギャンブルに対して世間が抱くイメージは決して良いものではありません。パチンコや競馬などで破産をしたりするかも、と敬遠されてしまいます。
煙草に関しても、近年は副流煙の危険性について声高に叫ばれていますし、健康意識から敬遠されてしまう恐れが。
また、フィギュア収集・ゲーム・アニメなどのオタク趣味も、オタク趣味に興味がない女性からは理解が得られないかもしれません。
もっとも、人気やいいねの数より、趣味の合う女性とマッチングすることに主眼を置く場合は、あえてこれらの趣味を書くというのもひとつの手です。
男性に【悪印象】な【女性】の趣味
ブランド品収集
アイドルの追っかけ
お酒
ブランド品収集・アイドルの追っかけのような、お金遣いの荒そうな趣味は、一般的に理解が得にくいもの。
また、例えば男性アイドルの追っかけをしていると、せっかくマッチングしても自分より夢中な男性がいるのでは・・・と思われてしまうかもしれません。
お酒に関しては、一緒にお酒を楽しめる、酒豪な女性が好きという男性ももちろん存在します。
しかし、豪快そうなイメージを抱かれ、おおっぴらにプロフィールに記載するメリットがある趣味とも言えないので、特にこだわりがない場合は記載しないのが無難です。
◇無趣味の場合
ここまで【好/悪】印象な趣味の例をみてきましたが、みなさんの中には「これといって趣味がないんだけど・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、特定の趣味がない場合であっても、「僕/私は無趣味ですが・・・」と正直に書いてしまうことはおすすめできません。
趣味がないとなると、自己紹介文を見た相手は、あなたが休日や自由時間にどんなことをして楽しんでいるのか、あなたがどんなことを楽しいと感じるのかがまったく掴めません。
そうなると「この人とマッチングできたとしても、仲良くなれるかわからない・・」と相手が不安に思ってしまい、マッチングやいいねにはつながりません。
それはとても勿体ないことなので、趣味として言えそうなものを何かひねり出しましょう。
あなたに特定の趣味がなくても、何か時間を潰せるものはありますよね。
例えば、あなたが暇な時間にはよくネットサーフィンをしているなら、その時にネットで何を検索していますか?
YouTubeを検索しているなら、どんなジャンルの動画をよく見るのか。ネット記事もそう、どんな事柄について書かれた記事をよく読むのか、考えてみてください。
仮にあなたがYouTubeで、サッカーの試合動画をよく見るなら、「趣味はサッカー観戦です」と言うこともできます。
このように、趣味というのは考えればひねり出せるものですから、くれぐれも趣味についてまったく言及しないのは避けてください。
⑤結びの言葉
結びの言葉も非常に重要。
とりあえず自己紹介文に目を通してもらっても、いいねやメッセージのやり取りにつながらなければ意味がありません。
最後の最後で、相手から「この人はいいや・・・」と思われてしまうことのないように、どのようなことを書けばいいのでしょうか。
無難に「気軽にいいね!してください。よろしくお願いします」と締めてもいいのですが、もっと効果的な言葉を知りたいという方のために、ぜひともおすすめしたい結びの言葉2選をご紹介します。
おすすめな結びの言葉2選
「友達からでもいいのでよろしくお願いします」
「頂いたいいねは必ずお返しするので、よろしくお願いします」
「友達からでもいいので」と書くことで、「いきなり恋人関係になるのは緊張する・・・」という、相手がアクションを起こす上での心理的障壁を取り除くことができます。
そして、「頂いたいいねは必ずお返しするので」というのは、驚くほどいいねが増える魔法の言葉。
マッチングアプリユーザーならほとんどの人が、いいねを増やして人気ユーザーとなり、よりたくさんのマッチングのチャンスを獲得したいと考えているはず。
あなたにいいねをしたら必ず返してくれるとなると、あなたも相手もいいねを獲得できてWin-Winです。
「でも、興味のない相手からいいねが来て、いいねをお返ししたら、メッセージのやり取りもしないといけないのでは?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それは問題ありません。あなたが「興味のない相手とのやり取りをするのは時間の無駄かも・・」と感じるならば、メッセージの送信・返信をしなければいいのです。
それは少し気が引けるかもしれませんが、いいねを効率的に獲得できる簡単な方法なので、「とにかくいいねを増やしたい!」という方は、一度試してみてください。
⑥書いてはいけないこと【NG選】
これまでは、いいねと人気を集めるために書くべき内容についてみてきました。
しかし、書くべき内容が存在すると同時に、書いてはいけない内容もまた存在します。
好感度アップに繋がらない、むしろ好感度が下がってしまう内容について、ご紹介していきます。
◇ネガティブなこと
書いてはいけないことの一つ目は、ネガティブなこと。
基本的に、自己紹介文においてネガティブな内容や言葉は、1文字も書く価値がありません。
限られた分量の自己紹介を、相手にマイナスな印象を抱かれかねない文言に割くのは避けなければいけないからです。
それでは、ネガティブなこと、というのは具体的にどのようなものなのか、例を挙げてみます。
ネガティブなNG文
「趣味がなくて面白みのない私ですが...」
「口下手で彼女いない歴=年齢の僕でよければ...」
「一人暮らしの経験がなく、家事はやったことがありません」
1つ目や2つ目の文章では、良かれと思って謙遜しているのかもしれなせんが、自己紹介文において謙遜する必要はありません。
これらの文章を見て「それならぜひこの人とマッチングしたい!」と思う人がいるでしょうか?
また3つ目の文章に関しても、相手に家事をやってほしいと言わんばかりですし、好ましく思われるものとは言えません。
このように、自己紹介文の内容がちゃんと「自己PR」になっているかを意識してみましょう。
◇嘘・誇張
自己紹介文や詳細プロフィール項目の設定において、例えば職業・身長・年収・年齢などについて、嘘や誇張を書く人は大勢います。
そうしてしまう気持ちはよくわかりますが、嘘・誇張も書かないほうが良いでしょう。
身長168センチのところを170センチとサバを読む、といった程度の誇張なら大丈夫ですが、職業や年齢に関して嘘をつくのは危険です。
マッチング後、恋人関係に発展したら、いずれはバレてしまう内容だからです。
遊び目的の人なら構わないでしょうが、真剣な関係を望んでいるならば、嘘・誇張をそたくなる気持ちをぐっと抑えて、誠実な内容を記載しましょう。
自己紹介文の書き方のポイント
書く内容がわかったところで、次はどのように書けばいいのかをみていきましょう。
①「です・ます」口調で!
自己紹介文を書いていく際は、基本的にはため口ではなく敬語を使いましょう。
硬すぎると敬遠されますから、尊敬語や謙譲語を使うような畏まった文章である必要はまったくありませんが、語尾は「です・ます」口調で文章を作るよう心がけましょう。
もっと砕けた感じの文章にしたいという方は、体言止めや感嘆符(!)、絵文字などを活用してみてください。
②自己紹介文の長さは?【婚活/恋活・デート目的】
自己紹介文が短すぎると、相手は「この人は手を抜いてるのかな・・・」と感じてしまいます。
だからといって文章が長すぎても、読むのがたいへんです。
それでは、適切な自己紹介文の長さは、どのくらいなのでしょうか。
こちらもマッチングアプリの利用目的別に解説していきます。
【婚活目的】
マッチングアプリ「Pairs」において、ある興味深いデータが採取されました。
そのデータによると、自己紹介文を400字以上書いた人のマッチング率は、そうでない人よりも20倍も高いそうです。
なんと20倍!!そこまでの効果が結果で証明されているのですから、400字以上の自己紹介文を書かない手はありません。
だからといって、がむしゃらに書けば書くほどマッチング率が上がるというわけではありません。文章が長すぎると、相手が疲れてしまって最後まで読んでくれない恐れがあります。
一番おすすめなのは、自己紹介文の文字数を400~450字の間に収め、15行以上の文章に分けて書くこと。
400字以上という基準を満たしていながらも読むのが苦痛なほど長くはなく、そして改行によって文章を分けてあげることで、読みやすさが格段にアップするからです。
【恋活・デート目的】
恋活・デート目的の方は、婚活目的の方ほどの長さの自己紹介文を書く必要はありません。
なぜなら、同じく恋活・デート目的の相手は、婚活目的の場合ほど自己紹介文を重視していないからです。
実際に書いてみるとわかりますが、400字以上の自己紹介文というのはかなりの分量。
相手も読むのが大変ですから、400字以上もの自己紹介文だと敬遠されてしまうかもしれません。
そこで、恋活目的の方は300字以上、デート目的の方は200字以上で自己紹介文を書くと、適度な長さでおすすめです。
マッチングアプリの自己紹介文の例|魅力的なプロフィールを作るために!
自己紹介文の書き方の参考になるだけではなく、400字・300字・200字という文字数が実際にどのくらいの分量になるのか感じていただけるので、そちらもあわせてご覧ください。
詳細プロフィール設定のポイント
マッチングアプリのプロフィールには、以下の画像のような詳細プロフィールの設定項目が存在します。
詳細プロフィール設定に関しては、基本的にはそれぞれの項目ごとに事実を選択すれば良いだけ。
ただし、その中でも多くの方が、選択に悩む項目というのが存在します。
注意が必要な項目
体型
身長
年収
初回デートの費用
体型・身長・年収に関しては、「少しでも盛りたい…」という方が特に多くいらっしゃる項目です。
お気持ちはよくわかりますが、事実とかけ離れた記載は厳禁。
実際に会った時や関係が進んだ時に、いずれは事実がバレる事柄だからです。
しかし、「何が何でも盛りたい!」という方は、不自然ではない程度に抑えましょう。
例えば身長ならば、増減は2センチ以内に。ふくよかな体型の方は「普通」という項目を選び、年収470万円の方が「500万以上~」の項目を選ぶ、という程度なら比較的バレにくいです。
そして、初回のデート費用に関しては、「少しでも出費を少なくしたいけど、相手への印象が悪くなるかも」と懸念される方もいらっしゃるはず。
男性の場合、【割り勘】希望だと男性に多め以上に払ってほしい女性の眼中に入れませんし、実際のところ「デート費用は男性に奢ってほしい」と考える女性が多いです。
【自分が全て支払う】【自分が多めに支払う】を選択しておけば、マッチング率が上がることは間違いなし!といえるでしょう。
また女性の場合、【相手が全額支払う】希望だと経済力のある男性であることが前提となってしまい、【割り勘】希望の男性はマッチング対象外になってしまいます。
しかし、だからといって闇雲に見栄えのいい選択肢を選んではいけません。
初回のデート費用の負担配分は、今後の関係にも反映される場合が多いです。
つまり、初回デートで男性が多めに払ったなら、女性側は今後のデートでも当然同じことを期待しますし、女性が自分の分は自分で支払ったなら、男性は次からも割り勘にする可能性が高いということです。
そうした先々のデート費用の負担に加え、相手への印象や自身の懐事情も考慮して、適切な選択をしてください。
まとめ
ご紹介した自己紹介文の書き方を活用すれば、きっとあなたも人気ユーザーになれるはず。
素敵なプロフィールを作成して、理想の相手とのマッチングを目指しましょう!
この記事のまとめ
冒頭の言葉・アプリに登録した目的・仕事・趣味・結びの言葉を記載
ネガティブ・嘘・過剰な誇張は禁止
書き方のポイントを意識
詳細プロフィール設定はなるべく正直に